キャリアカウンセリングを行うにあたり、就職活動中のかたの履歴書や職務経歴書を見せてもらうことがあります。前職では採用を長く担当させてもらっていたので、こういった書類は見慣れているのですが、採用するという立場と応募者を支援するという立場では見方が変わってきます。これは、われわれの経験が活かされる場面かもしれません。

中途採用の場合、職務経歴書の重要性が高いことは言うまでもありません。

【採用する立場で見ていたポイント】

書類全体のバランスが整っているか

本人の働いている姿が想像できるか

コピーしただけのきれいな言葉ではなく自分の言葉で自己ＰＲしているか

文章のリズムが心地いいか

【応募者を支援する立場から注意しているポイント】

お話をする中で感じる（滲み出てくる）本人の魅力がしっかりと表現できているか

職務経歴の中での強弱を意識しているか（すべてを盛り込もうとしていないか）

自己ＰＲに熱さが伴っているか

これまでの経験での「バランス」「リズム」といったものを、もっと具体的に表現できるようにする必要があるのと、支援であり書類のチェックではないということを忘れずに不安を抱えている就職・転職希望者をサポートしています。

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